raspbian にも samba パッケージがあるので、素直にこれを使ってみる。
pi@raspberrypi2 ~ $ sudo apt-get install samba samba-common-bin -y
バージョンは
pi@raspberrypi2 ~ $ smbd -V
Version 3.6.6
サポートしているプロトコルは
pi@raspberrypi2 ~ $ testparm --show-all-parameters | grep protocol
max protocol=P_ENUM,SMB2|NT1|LANMAN2|LANMAN1|CORE|COREPLUS|CORE+,FLAG_ADVANCED
protocol=P_ENUM,SMB2|NT1|LANMAN2|LANMAN1|CORE|COREPLUS|CORE+,FLAG_ADVANCED
min protocol=P_ENUM,SMB2|NT1|LANMAN2|LANMAN1|CORE|COREPLUS|CORE+,FLAG_ADVANCED
ということで、SMB2.0までのサポートとなる。
ユーザー毎のネットワークシェアやプリンターサーバーにする予定はないので、/etc/samba/smb.conf 内のシェアの設定はすべて削除する。
pi@raspberrypi2 ~ $ cd /etc/samba
pi@raspberrypi2 /etc/samba $ sudo mv smb.conf smb.conf.master
pi@raspberrypi2 /etc/samba $ sed -e '/Share Definitions/,$d' smb.conf.master | sudo dd of=smb.conf
生成した smb.conf に以下を追記した。
#[global]
interfaces = eth0
bind interfaces only = yes
hosts deny = all
hosts allow = 127.0.0.0/8 192.168.xxxx.0/24 ::1/128 240f:xxxx:xxxx:xxxx::0/64
[root]
path = /
read only = No
smb.conf を更新したので、samba の再起動をしておく。
pi@raspberrypi2 ~ $ sudo service samba restart
reload だと反映されない設定もあったりするので、設定が反映されない場合は restart も行ってみる必要がある。
samba に Linux のユーザーを追加する。
pi@raspberrypi2 ~ $ sudo pdbedit -a pi
pi@raspberrypi2 ~ $ sudo pdbedit -a root
Windows PC から接続してみる。
C:\>dir \\raspberrypi2\root
アクセスが拒否されました。
pi ユーザーで接続してみる。
C:\>net use \\raspberrypi2\root /u:pi
C:\>dir \\raspberrypi2\root
今度はアクセスできるはずである。
/root 以下を見ようとすると pi ユーザーにアクセス権がないためエラーになる。
C:\>dir \\raspberrypi2\root\root
<snip>
ファイルが見つかりません
root ユーザーで接続しなおすと /root 以下もアクセスできる。
C:\>net use \\raspberrypi2\root /d
C:\>net use \\raspberrypi2\root /u:root
C:\>dir \\raspberrypi2\root\root
<snip>
0 個のファイル 0 バイト
2 個のディレクトリ 10,925,793,280 バイトの空き領域
.で始まるファイルを参照するには、
C:\>dir /a \\raspberrypi2\root\root
とすれば良い。
コメントを残す